三井住友FGと住友商事 リース統合、業界1位に
三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)と住友商事グループは13日、両社のグループ傘下のリース子会社、自動車リース子会社をそれぞれ2007年10月に統合する、と発表した。商社系リースと銀行系リースのそれぞれのノウハウと顧客基盤を融合し、競争力を高めるのが狙い。リース業界は、市場成熟化や金利上昇懸念に加え、会計制度の見直しによって需要が減少する懸念も浮上し、先行きに不透明感が強まっている。住友商事の岡素之社長は同日開いた記者会見で「先手を打って(リース)業界の主導権を握り、確固たる地位を築いていく」と述べた。
今回の統合を契機に、規模拡大による生き残りをかけた再編が本格化する可能性が出てきた。新リース子会社は、住商が約36%出資する住商リースと、SMFG全額出資の三井住友銀リースを統合する。SMFGが55%、住商が45%をそれぞれ出資し、リース取扱高は合算で約1兆円と、1位のオリックス、2位の日立キャピタルを抜いてトップに躍り出る。
合併に先立ち、住商は住商リースを完全子会社化するため、TOB(株式公開買い付け)を実施。TOBは1株7000円で、期間は10月31日から12月7日までで、取得費用は最大2000億円に上る。一方、新しい自動車リース会社は、住商オートリースと三井住友銀オートリースを合併。SMFGは合併までに三井住友銀リースから三井住友銀オート全株を取得し、直接の子会社にする。出資比率は住友商事が60%、三井住友FGが40%。
住商オートリースの加藤浩則社長は、「統合によってトップのオリックス自動車に対抗する基盤が整う」と話した。両新会社とも、社名と資本金については合併契約締結までに決定する。
(フジサンケイ ビジネスアイ) - 10月14日
「<住友信託銀行>住信リース子会社化で、株式公開買い付け」
住友信託銀行は24日から、関連会社の住信リースを100%子会社化するための株式公開買い付けを始める。住友信託は現在、住信リースの発行済み株式の4.99%を保有しており、完全子会社にすることで連結の収益拡大を図るのが狙い。子会社化に伴い、住信リースは上場廃止となる見通し。
(毎日新聞) - 10月14日
by msishiba | 2006-10-16 04:38 | その他金融

